日記
2023-05-18 12:39:00
ダブルアクションペダルハープとは?
オーケストラや吹奏楽、室内楽で広く使われ、一般的にハープと呼ばれるものは
グランドハープと前回の日記でお伝えしました。
またの名を、ダブルアクションペダルハープとも呼ばれます。
ダブルアクションペダルハープ。。。
ハープの足元に、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シに対応した7本のペダルがあります。
さらにそれぞれ、上から♭フラット、♮ナチュラル、♯シャープの3段階のポジションがあります。
それでダブルアクションと呼ばれるんですね。
合計すると21箇所になります!
それに対して、47本の弦は、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド。。。の順番にならんでいます。
ちょうど、ピアノの白鍵だけがならんでいるイメージです。
調律は、すべて♭フラットで、変ホ長調で合わせます。
ドのペダルを踏むとすべてのオクターブのドが、一斉に♯シャープになったり、♭フラットになったりします。
これをノールックで操作しながら演奏してるのです。
ピアノと違って、異名同音をつくることが容易で、美しい音色のグリッサンドは
この特徴を生かして弾いています。
足は2本しかないので、臨時記号が多いときは本当に苦労します。